水戸黄門が弟?
2014年 02月 27日
ぐっすり寝て 眼覚め爽快な朝
朝風呂 朝ご飯 ハイウェイ情報の朝チェック!
四国・坂出から本州へ渡る 瀬戸中央自動車道は
開通になりましたが 2カ所で事故発生中
でも 高松界隈を観光しているうちに 多分 通れるようになるでしょう
午前9時過ぎには ホテルをチェックアウト
SAPPOROの狸小路に激似な場所にホテルはあったのでした
エンジン音が静か過ぎるプリウスに 今日も頑張って貰いましょ
まずは 栗林公園(りつりんこうえん)に向かいます
その昔 回遊式大名庭園として造られ
6つの池と13の築山から構成されております
歴代の高松藩主によって100年程かけて 築庭されましたが
中でも 水戸光圀公のお兄さんであった松平頼重が
不思議な形をした岩や 変わった松を持ってきた者に
米などを与えて奨励していた事から 一風変わった庭造りが感じ取れます
明治維新になるまでの228年間
松平家の下屋敷であった処です
※ この地図は クリックすると 大きくなります ↓
皇族関係の方との縁も深く お手植えの松 が5本もあります
秩父宮殿下(大正3年)
高松宮殿下(大正5年)
エドワード・アルバート王太子殿下(大正11年)
女王エリザベス2世の叔父に当たり
エドワード8世としてイギリス国王に就任しましたが
恋する女性の為に 国王の地位を僅か11ヶ月足らずで退き
『 王冠を捨てた恋 』として有名な方です
良子女王殿下(大正12年)
北白川大妃殿下(大正14年)
昭和天皇が皇太子時代に お手植えされた松もあったそうです
”天皇陛下が植えられた松”なので
殆ど手を入れず剪定していなかったせいなのか
物凄い高さと 枝振りになっておりましたところ
平成16年に落雷に遭い 伐採されました ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
それが この場所です
日差しはあるけど 気温は低く 風は無し
和船に乗る気満々で 朝からテンション高しの私は
傘地蔵みたいな帽子かぶって エア船漕ぎ(笑
昨日は 雪で運行を中止した時もあったそうですが
愛の逃避行は 和船の千秋丸(せんしゅうまる)を貸し切り
南湖(なんこ)で舟遊び致します
運転してハマって 移動して走ってばかりいた前日と違って
時間の流れが ゆっくりです
殿っ 迎春橋が近づいて参りましたわ(笑
頭上注意で橋をくぐれば
杜鵑嶼(とけんしょ)と言われる 小さな島が見えてきます
植え込みのツツジの 刈り込み具合が素晴らしい
真ん中のハートのは 恋つつじと呼ばれております
剪定は2年に1度
水面に長く張り出した 枝の豪快さは圧巻
天女嶋(てんにょとう)の 石灯籠と松の作り込みが素敵
紫雲山の借景も 庭園と一体化しております
掬月亭(きくげつてい)は 数寄屋風の書院造
四方正面と言われる珍しいものです
掬月亭の横には 鳳尾塢(ほうびう)と言う
樹齢300年以上のソテツがあります
羽を広げた鳳凰に似ていることから名付けられたそうで
天然記念物に指定されております
松平頼重も このように木々や鳥を愛でたのでしょうか?
この松の青々とした感じは 2月の北海道では味わえません
っていうか 北海道に松自体があまりありませんし
偃月橋(えんげつきょう)は 園内で最も大きな橋で
弓張り月が湖面に映るのが美しい
あぁ 絶景かな
優美な舟遊びの後は 園内を散策致します
どの方向からでも 中に入る事が出来ように
沓脱石(くつぬぎいし)が置かれている 掬月亭にお邪魔致します
季節柄 雛人形がお出迎えしてくれました
陽の当たる縁側は そこはかとなく
枯山水も いとおかし
土建屋家業の私は この床の間の細工と紗の織物の融合に
日本伝統の美を見た気が致しました
お点前 頂戴致します
さて 北海道民にとって 雨戸は馴染みのないものですけど
戸回し棒は 使い方に慣れが必要です
画像の左側にある雨戸を右側にスライドさせ
90度の角度を回転させて曲がらせて
手前にある戸袋に納めるという魔法の棒です(笑
赤い⇔の間を雨戸が通る訳です
雨戸は全部で128枚あるそうですから
その作業は係の女性2人で20分かかるそう
詳しくは コチラ
掬月亭は このように南湖に面している為
基礎部分は このようになっており
白い束石のような部分は 珪化木(けいかぼく)と言い
大昔の樹木の化石で カチカチです
開け放たれた掬月亭より
根上り五葉松越しに 南湖を望む
根上がり五葉松の下部分は 支えが必要ではありますが
その上部分は 天に向かって拡がっております
9代藩主・松平頼恕(よりひろ)が参勤交代の際に
徳川家から頂いた盆栽を 地に下ろしたものが
このように成長を遂げております
松も樹齢20年程経つと このように亀甲模様が入ってきます
松は 針のようなトゲトゲした葉っぱの集まりだと思っておりましたら
クロマツの葉はツンツンと硬くて 触ると痛く
アカマツのそれは形は同じでも 柔らかいものだと知りました
そして松の葉は 普通 2枚なのですけど
※ 着物や帯の柄でも 松葉模様ってありますよね
五葉松は5枚葉だから 五葉松なんですって! (@_@;)
高松地方では 結婚式の前に 婚礼衣装で前撮りする風習があって
この日も 和服姿の新郎新婦がお茶室などで撮影されておりました
アオサギや
この赤い実も 北海道では見かけません
梅も桜もゴールデンウィーク後半に咲くのが常ですから
1月下旬に開花宣言という四国の梅に 日本の長さを痛感します
旧藩主・檜御殿のあった跡に
県が建築した商工奨励館(明治32年築)
日本古来の建築様式と西洋的技法も使われております
あぁ やっと旅って感じがしてきました
*2月上旬の愛の逃避行を 徒然なるままに 絶賛ブログアップ中*
1.想定外
2.驚愕の事実
3.先を読む
4.走れプリウス
5.下道渋滞地獄
6.水戸黄門が弟?
朝風呂 朝ご飯 ハイウェイ情報の朝チェック!
四国・坂出から本州へ渡る 瀬戸中央自動車道は
開通になりましたが 2カ所で事故発生中
でも 高松界隈を観光しているうちに 多分 通れるようになるでしょう
午前9時過ぎには ホテルをチェックアウト
SAPPOROの狸小路に激似な場所にホテルはあったのでした
エンジン音が静か過ぎるプリウスに 今日も頑張って貰いましょ
まずは 栗林公園(りつりんこうえん)に向かいます
その昔 回遊式大名庭園として造られ
6つの池と13の築山から構成されております
歴代の高松藩主によって100年程かけて 築庭されましたが
中でも 水戸光圀公のお兄さんであった松平頼重が
不思議な形をした岩や 変わった松を持ってきた者に
米などを与えて奨励していた事から 一風変わった庭造りが感じ取れます
明治維新になるまでの228年間
松平家の下屋敷であった処です
※ この地図は クリックすると 大きくなります ↓
皇族関係の方との縁も深く お手植えの松 が5本もあります
秩父宮殿下(大正3年)
高松宮殿下(大正5年)
エドワード・アルバート王太子殿下(大正11年)
女王エリザベス2世の叔父に当たり
エドワード8世としてイギリス国王に就任しましたが
恋する女性の為に 国王の地位を僅か11ヶ月足らずで退き
『 王冠を捨てた恋 』として有名な方です
良子女王殿下(大正12年)
北白川大妃殿下(大正14年)
昭和天皇が皇太子時代に お手植えされた松もあったそうです
”天皇陛下が植えられた松”なので
殆ど手を入れず剪定していなかったせいなのか
物凄い高さと 枝振りになっておりましたところ
平成16年に落雷に遭い 伐採されました ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
それが この場所です
日差しはあるけど 気温は低く 風は無し
和船に乗る気満々で 朝からテンション高しの私は
傘地蔵みたいな帽子かぶって エア船漕ぎ(笑
昨日は 雪で運行を中止した時もあったそうですが
愛の逃避行は 和船の千秋丸(せんしゅうまる)を貸し切り
南湖(なんこ)で舟遊び致します
運転してハマって 移動して走ってばかりいた前日と違って
時間の流れが ゆっくりです
殿っ 迎春橋が近づいて参りましたわ(笑
頭上注意で橋をくぐれば
杜鵑嶼(とけんしょ)と言われる 小さな島が見えてきます
植え込みのツツジの 刈り込み具合が素晴らしい
真ん中のハートのは 恋つつじと呼ばれております
剪定は2年に1度
水面に長く張り出した 枝の豪快さは圧巻
天女嶋(てんにょとう)の 石灯籠と松の作り込みが素敵
紫雲山の借景も 庭園と一体化しております
掬月亭(きくげつてい)は 数寄屋風の書院造
四方正面と言われる珍しいものです
掬月亭の横には 鳳尾塢(ほうびう)と言う
樹齢300年以上のソテツがあります
羽を広げた鳳凰に似ていることから名付けられたそうで
天然記念物に指定されております
松平頼重も このように木々や鳥を愛でたのでしょうか?
この松の青々とした感じは 2月の北海道では味わえません
っていうか 北海道に松自体があまりありませんし
偃月橋(えんげつきょう)は 園内で最も大きな橋で
弓張り月が湖面に映るのが美しい
あぁ 絶景かな
優美な舟遊びの後は 園内を散策致します
どの方向からでも 中に入る事が出来ように
沓脱石(くつぬぎいし)が置かれている 掬月亭にお邪魔致します
季節柄 雛人形がお出迎えしてくれました
陽の当たる縁側は そこはかとなく
枯山水も いとおかし
土建屋家業の私は この床の間の細工と紗の織物の融合に
日本伝統の美を見た気が致しました
お点前 頂戴致します
さて 北海道民にとって 雨戸は馴染みのないものですけど
戸回し棒は 使い方に慣れが必要です
画像の左側にある雨戸を右側にスライドさせ
90度の角度を回転させて曲がらせて
手前にある戸袋に納めるという魔法の棒です(笑
赤い⇔の間を雨戸が通る訳です
雨戸は全部で128枚あるそうですから
その作業は係の女性2人で20分かかるそう
詳しくは コチラ
掬月亭は このように南湖に面している為
基礎部分は このようになっており
白い束石のような部分は 珪化木(けいかぼく)と言い
大昔の樹木の化石で カチカチです
開け放たれた掬月亭より
根上り五葉松越しに 南湖を望む
根上がり五葉松の下部分は 支えが必要ではありますが
その上部分は 天に向かって拡がっております
9代藩主・松平頼恕(よりひろ)が参勤交代の際に
徳川家から頂いた盆栽を 地に下ろしたものが
このように成長を遂げております
松も樹齢20年程経つと このように亀甲模様が入ってきます
松は 針のようなトゲトゲした葉っぱの集まりだと思っておりましたら
クロマツの葉はツンツンと硬くて 触ると痛く
アカマツのそれは形は同じでも 柔らかいものだと知りました
そして松の葉は 普通 2枚なのですけど
※ 着物や帯の柄でも 松葉模様ってありますよね
五葉松は5枚葉だから 五葉松なんですって! (@_@;)
高松地方では 結婚式の前に 婚礼衣装で前撮りする風習があって
この日も 和服姿の新郎新婦がお茶室などで撮影されておりました
アオサギや
この赤い実も 北海道では見かけません
梅も桜もゴールデンウィーク後半に咲くのが常ですから
1月下旬に開花宣言という四国の梅に 日本の長さを痛感します
旧藩主・檜御殿のあった跡に
県が建築した商工奨励館(明治32年築)
日本古来の建築様式と西洋的技法も使われております
あぁ やっと旅って感じがしてきました
*2月上旬の愛の逃避行を 徒然なるままに 絶賛ブログアップ中*
1.想定外
2.驚愕の事実
3.先を読む
4.走れプリウス
5.下道渋滞地獄
6.水戸黄門が弟?
by petite-souris
| 2014-02-27 16:50
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